交響詩「海」は、1905年3月に完成され、同年10月に初演されました。ドビュッシーは生前「音楽家でなかったら船乗りになっていただろう」と語っており、海への憧れとともに刻々と姿を変える波の様子をダイナミックに描写した、円熟期の傑作と言えます。初版の楽譜の表紙には、葛飾北斎の版画「富嶽三十六景」の中の「神奈川沖浪裏」が載せられました。
曲は次の3楽章から成ります。
「I.海上の夜明けから真昼まで」「II.波の戯れ」「III.風と海との対話」
この楽譜では、吹奏楽コンクールで特に人気の高い第3楽章を取り上げました。




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