1890 年,奧斯曼使節團乘坐一艘名為埃爾圖魯爾的船來到日本。以拜見明治天皇為目的回國的途中,在從橫濱到神戶的途中遇到颱風,觸礁,船沉沒了。 650名船員中的69名倖存者中,有58人受傷,其中38人傷勢嚴重,明治天皇立即派出醫生和護士。之後,69名倖存者在全力救援中康復,並被轉移到比叡號和金剛號戰艦上,前往伊斯坦布爾。由於這件事,土耳其民眾對日本的印象非常好,據說親日人士大有人在。
大約 100 年後,在兩伊戰爭期間,當時的土耳其總統解救了 250 名處於不斷升級的戰爭中的日本人,他說:「現在是報答埃爾圖魯爾人情的時候了。」
這部以土耳其和日本之間的紐帶為基礎的作品,長約 7 分半鐘,取材於埃爾圖魯爾的故事。有很多樂段描繪了各種場景,但我不寫在這裡,希望每個演奏它們的人都能盡情想像。衷心希望大家能夠在這首曲子的後半部分有美妙的合奏。(清水大輔)
1890年、オスマントルコの使節団が『エルトゥールル号』という船に乗って来日しました。目的である明治天皇に拝謁した後帰国の途に就いたのですが、横浜から神戸に向かう途中台風に遭い、岩礁にぶつかり船は沈没してしまいます。乗員650名。生存者 69名のうち58名が負傷、うち 38名は重傷という大惨事となり明治天皇は直に医者、看護師の派遣をなされました。その後生存者69名は献身的な救護のお陰で回復し軍艦比叡と金剛に分譲し、イスタンプールへ向かいます。この出来事をきっかけにトルコの人々は日本に大変好印象を持っており、親日家が多いと言われています。
またその約100年後、イラン・イラク戦争の際に激化の中にいた250人の日本人を当時のトルコ大統領が『今こそエルトゥールル号の恩を返す時だ』と言い日本人を救出したのでした。
トルコと日本の絆を題材にした今作はそのエルトゥールル号の話を題材にした7分半程の作品です。様々な情景描写を描いた場面が多く登場しますが、敢えてここでは書かず演奏して下さる皆様に想像しながら演奏して頂ければと思っています。後半のコラールがどのような事を経て奏でられるのか・・・是非皆様に演出して欲しいというのが私の切なる願いです。(清水大輔)
木管樂器
銅管樂器
打擊樂器
Piccolo(Option)
Flute 1
Flute 2
Oboe(Option)
Bassoon(Option)
E Clarinet(Option)
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3(Option)
Bb Bass Clarinet
Bb Soprano Saxophone(Option)
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Piccolo(Option)
Flute 1
Flute 2
Oboe(Option)
Bassoon(Option)
E Clarinet(Option)
Bb Clarinet 1
Bb Clarinet 2
Bb Clarinet 3(Option)
Bb Bass Clarinet
Bb Soprano Saxophone(Option)
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone
Eb Baritone Saxophone
Timpani
Percussion 1
・Bass Drum
・Drum set
Percussion 2
・Wind Chimes
・Suspended Cymbal
・Tam-tam
・Bass Drum
Percussion 3(Option)
・Glockenspiel