許多人建議將其改編為單簧管八重奏,因此我們於2011年完成了《嬉遊曲V》,作為關西地區專業管樂團單簧管組的委託作品,並以合唱團的形式進行了世界首演。
「Divertimento」在日文中是「歡樂曲調」的意思,原指18世紀中葉音樂史上出現的一種器樂組曲。當今已知的大多數套曲都由 4 到 10 首相對較短的樂章組成,並且是為小型合奏而寫的。 這部作品同樣由六首應用古典音樂慣用語的組曲組成。如果您能用自由的想像力演奏每首獨特的作品,我將不勝感激。身為作曲家,我希望它能變得更受歡迎。
此外,根據單簧管演奏家三浦浩司的建議,我們準備了一張樂譜,讓低音單簧管也可以在低音單簧管上演奏。
(八木澤恭二)
(全球首發成員)
伊江惠子
第一名 樋口隆 (Takashi Higuchi)、中平早紀 (Saki Nakahira)
第2名 高橋優子(Yuko Takahashi)、辻敦子(Atsuko Tsuji)
第三位 東山梓、山內香織
第四位 波多野麻衣
北川阿爾托睦子
貝斯 喜多川康明、上戶直子
C.B碇武夫
原曲は松本フルートアンサンブル第10回記念定期演奏会の委嘱作品として2007年に作曲したフルート6重奏(ENMS-84130)ですが、その後、他の編成でも演奏したいというご依頼が多く小編成の吹奏楽版(16人編成)や混合アンサンブルに何度か改編を試みました。
クラリネット8重奏にも改編したらどうか、という多くの声もあり関西を拠点として活躍するプロフェッショナルな吹奏楽団ウインドアンサンブル奏のクラリネットセクションの委嘱作品としてこの《ディヴェルティメントV》を2011年に完成させ、同年にクワイア形態にて世界初演されました。
“ディヴェルティメント”とは日本語で“嬉遊曲”という意味があり、もともとは18世紀中期に音楽史上に現れた一種の器楽組曲を指す語句です。今日に知られる歴代のディヴェルティメントのほとんどは4~10曲の比較的短い楽章から構成され、小さなアンサンブルのために書かれています。
この作品も古典的な音楽語法を応用した6つの組曲として手がけています。個性的なそれぞれの小品を自由なイメージを持って演奏して頂けましたら幸いです。更に幅広く親しまれることを作曲者として願っています。
尚、今回の出版にあたってクラリネット奏者の三浦幸二さんの提案もありコントラアルト・クラリネットをコントラバス・クラリネットでも演奏できるよう配慮した楽譜をご用意しました。
(八木澤教司)
(世界初演メンバー)
Es 家恵子(いえ・けいこ)
1st 樋口崇(ひぐち・たかし)、中平沙希(なかひら・さき)
2nd 高橋由有子(たかはし・ゆうこ)、辻敦子(つじ・あつこ)
3rd 東山梓(ひがしやま・あずさ)、山内かおり(やまうち・かおり)
4th 波多野真衣(はたの・まい)
Alto 北川睦子(きたがわ・むつこ)
Bass 北川靖明(きたがわ・やすあき)、上堂尚子(うえどう・なおこ)
C.B 碇健雄(いかり・たけお)