近年的疫情過後,世界變得截然不同。不僅我們的日常生活及行動受到限制,人們及社會所傳承下來的傳統文化也受到了威脅。
然而,機遇就在危難之中,「進步」總是緊隨衰退和停滯。現在正是塑造新文化和建立新友誼的時候,然後我們可以更自豪地重啟新的人生。這首曲子的標題“Prologue(=序幕)/One(=1)”,寄託了自己對世界的種種思念,以及對於未來的期許。
作為一名作曲家,如果你能透過這部作品感到一絲絲向前進的力量,我都會非常高興。(田村修平)
2021年、浜松日体中学校・高等学校第21回定期演奏会のオープニング作品として、同校顧問の中山彰先生より委嘱を受け、書き下ろしました。
数年前には全く想像もできなかった社会が、2021年の今、現実に広がっています。普段の何気ない行動や生活が制限されるだけでなく、人々の間で受け継がれてきた伝統や文化が断たれそうになる状況を、一体誰が想像していたことでしょうか。
とはいえ、「ピンチはチャンス」であり、減退や停滞の次にあるのは常に「前進」です。今こそ新たな文化や発想を生み出し、厳しい世界を助け合いながら生き抜く仲間を得ることで、一人ひとりが一層力強いスタートをきるチャンスなのではないかと思います。この曲題の「プロローグ(=序章)・ワン(=1)」という題名には、私自身の今の世界へ対する様々な想いと未来への希望を託しています。
本作品を通して、少しでも前向きな気持ちになっていただけるようでしたら、作曲家として幸いです。
(田村修平)