吹奏楽でも定番となりつつある、葉加瀬太郎氏のヒット曲『情熱大陸」のメインテーマを、ノリのいいビッグ・バンド・フュージョン風のアレンジに仕上げました。いわゆる「丸い」音ではなく、ハイトーンをヒットするような「鋭い」音がぴったりとくるサウンドです。イントロは、アルトサックスのソロがムーディに聞かせる、ゆっくりとした作りですが、それ以降曲全般にわたり、ドラムとギターのカッティングがバンド全体をノセて引っ張ります。ラテン音楽では通常ピアノが担当する「モントゥーノ」リズムを、吹奏楽で楽しめるのもポイントでしょう。メロディにしても、ハーモニーを支えるバックにしても、音のキレやアクセントをいかに自然に表現できるかが見どころ、演奏しどころです。カーニバルのように、バンド全体がすべてリズム隊になった気分で、楽しく合わせられる作品です!