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普羅米修斯之夜プロメーテウスの夜
系列:薩克斯四重奏
作曲:田村修平(Shuhei Tamura)
演奏級數:5級
演奏時間:7:00
出版公司:Brain Music
商品編號:ENMS-84530

NT$1956

商品貨號 ENMS-84530 商品分類 , ,

商品詳情

影片

樂曲解說
2017年,由隼雄四重奏(女高音、瀧上紀彥、女低音、竹內沙耶香、男高音、大滿貫尚志、男中音、佐藤宏)委託創作,並於克羅埃西亞(薩格勒布)舉辦的第在十八屆世界薩克斯風音樂節上創作。同年,它由國會的同一批成員首演。它後來被收錄在四重奏的第一張專輯《QUARTET HAYATE》中。這是我的第一首薩克斯風四重奏作品。

標題所附的「普羅米修斯」(日文也寫「普羅米修斯」)是希臘神話中出現的男神。 普羅米修斯憐憫人類在嚴酷的自然世界中感到寒冷和黑暗的不便,偷走了全知全能的宙斯之眼,賦予人類火種,但這種火種最終被用作新文明的火種。它引發了許多衝突,並被用作屠殺的工具和武器。宙斯對普羅米修斯的行為感到憤怒,並命令力量之神奎托斯和暴力之神比亞將普羅米修斯釘在高加索山頂上。普羅米修斯是不朽的,身體每天都會再生,但據說他每天都承受著被老鷹啄食內臟的痛苦,長達三萬年,直到被英雄赫拉克勒斯解救。
普羅米修斯這個名字可以解釋為Pro(之前)+Metheus(思考的人),有時被解釋為有遠見的人或智慧的象徵,據說是一個既能用火又能導航的人。據說它給人類帶來了各種文明。據說他是“耶穌基督的原型”,因為他願意犧牲自己並追求人類的理想。 普羅米修斯對擁有絕對權力的宙斯進行不屈反抗的傳說,超越了宗教框架,以英雄的形象激勵和感動了許多人和作家,並不斷地流傳後世。對其創作產生影響。
在這部作品中,智慧之神普羅米修斯的心靈和靈性與被人類錯誤地無情使用併吞噬整個世界的火焰形成鮮明對比。賜予了天界禁忌的火的普羅米修斯,每天晚上看著人類的一舉一動,有何感想?升起的火焰和煙霧可能是對智力的情感報復的象徵。 當我們只用理智的方式談論事物時,很難清晰地表達情感,但是能夠用音樂表達它的人,或者相信這種可能性並且兼具理智和敏感的人。一些接受挑戰的人可能是被視為擁有「音樂家」的職業。我自己從來沒有完成過普羅米修斯那樣的英雄壯舉,但這部作品卻描繪了我,一個在內心深處積蓄著情感的我,繼續靜靜地凝視著衝突的場景,被剝奪了身體的自由。透過投射普羅米修斯的感情而誕生的內心音樂。
我們透過審視我們作為人類而自然產生的情感與理智之間的對抗,並透過審視這種鬥爭的歷史,來發現明天生活的意義。

2017年、Quartet颯(Soprano.滝上典彦、Alto.竹内沙耶香、Tenor.大貫比佐志、Baritone.佐藤広理)より委嘱を受けて書き下ろし、翌年クロアチア(ザグレブ)で催された第18回ワールド・サクソフォーン・コングレスにて同メンバーにより初演された。後に同クァルテット1stアルバム「QUARTET HAYATE」に収録された。私にとって初のサクソフォーン四重奏作品となる。

 タイトルに添えた“プロメーテウス”(日本語では“プロメテウス”とも表記される)はギリシャ神話に登場する男神である。
 プロメーテウスは、過酷な自然界での寒さや暗闇に不便を感じる人類を憐れみ、全知全能の神ゼウスの目を盗んで人類に火を与えたが、その火はやがて新たな文明の火として用いられると同時に、多くの争いを生み、殺戮の道具及び兵器として使われることとなった。プロメーテウスのその行いに怒ったゼウスは、権力の神クラトスと暴力の神ビアーに命じ、プロメーテウスをカウカソス山の山頂に磔とする刑を与えた。プロメーテウスは不死身であり身体は毎日再生するのであるが、英雄ヘラクレスに解放されるまでの3万年もの間、生きながらにして毎日内蔵を鷲についばまれる苦痛を味わったとされる。
 プロメーテウス(Prometheus)のその名はPro(前に)+Metheus(考える者)と捉え、先見的な目を持つ者、あるいは知性の象徴と解釈されることがあり、火の他にも航海術を始め様々な文明を人類に与えたとされる。自己犠牲を厭わず人類の理想を追求するその姿は、「イエス・キリストの原型」とも言われている。
 絶対的な権力を持つゼウスに不屈の抵抗を幾度も繰り返したプロメーテウスの伝承は、その後も宗教的な枠組みを超えて、多くの民衆や作家に英雄的な賞賛、霊感や感銘を与え、後世の創作物にも影響を残した。
 この作品に於いては、無情なことに人類に誤った方法で用いられ全ての世を焼き尽くす炎、それに対する知性の神プロメーテウスの心情と精神性が対比として表現されている。天上で禁忌とされている火を与えたプロメーテウスは、人類の諸行を見つめ、毎晩どんなことを感じていたのであろうか。その立ち上る炎と煙は、知性に対する感情の報復、の象徴であったかもしれない。
 物事を知性的な言葉でのみ語ることに対して感情を端的に表すことは難しいが、音楽の中に於いてそれを表現することができる人間、あるいはその可能性を信じ知性と感性の両端に立ち挑む人間の一部が、いわば「音楽家」という職業と目されるのかもしれない。私自身は決してプロメーテウスのような英雄的な大業を成し遂げたわけではないが、この作品は、日頃感情をその奥底に溜め込み苦しむ私自身を、身体の自由を奪われ静かに争いの光景を見つめ続けたプロメーテウスの心情に投影した上で生まれた、内面的な音楽となっている。
 人である故に自然と湧き立つ感情と知性の対峙、あるいはその闘争の歴史を見つめながら、我々は明日を生きる意味を見出すのである。

編制
木管樂器
銅管樂器
打擊樂器
Soprano Saxophone in B♭
Alto Saxophone in E♭
Tenor Saxophone in B♭
Baritone Saxophone in E♭