「マンボ」はペレス・プラードの代名詞となっているが、その萌芽は1940年頃、ハバナの町のナイトクラブで演奏するアーティストたちにすでに見られていた。だから、マンボは必ずしもペレス・プラードの発明ではないが、これをコマーシャルベースに乗せ、今日の形にまで完成させたのは、なんといっても彼の偉大な功績であり、実質上の創始者に他ならない。「マンボNo.5」は「エル・マンボ」と並ぶ初期の大ヒット曲である。1950年頃、アメリカで大成功を収め、2年ほど遅れて日本に於いてもすさまじいマンボブームの到来となるわけである。
ちなみに本盤の演奏には入っていないが、途中で「ウ~~~ッ、ハッ!」とかけ声をかけるのがペレス・プラード流。彼は、終始、ステージの上で飛んだり跳ねたり踊ったり、さらにはかけ声や叫び声をあげるなど、そのハイ・テンションぶりは尋常ではなかったという。




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