◆黃銅八位組如果是:
“Trp / Trp / Hr / Hr(第 4 部分)/ Trb / Trb(第 6 部分)/ Euph /Tuba”
“Trp / Trp / Hr / Trp(第 4 部分)/ Trb / Trb(第 6 部分)/ Euph / Tuba”
“Trp / Trp / Flg / Trp(第 4 部分)/ Trb / Trb(第 6 部分)/ Trb /BsTrb”等。
[為了表現]
如果未添加“第 4 部分”或“第 6 部分”,請演奏樂譜上“括號 ( )”中所寫的提示。
この曲は2020年、金管奏者6人から8人で演奏出来る金管アンサンブルとして作曲されました。
「ガーゴイル」とは西洋の教会の外壁に設置されたグロテスクな怪物の彫刻のことで、屋根に降った雨水を外へ流す「雨どい」を様々な怪物の形にかたどったものです。雨どいとしての機能の他に、その恐ろしい見た目から「魔除けとして悪霊の侵入を防ぐ」「悪い『気』を教会の外に吐き出す」といった存在でもあり、中世ヨーロッパの大小様々な教会でそれぞれ個性的なガーゴイルが作られました。
この曲は、その様なガーゴイルがいかつい顔をして教会の屋根から街や人々を見下ろす様子や、その精神が空を羽ばたき、街全体を見守って悪霊や難敵の侵入を防ぐ様子などを描いたファンタジックな作品です。演奏する際は自由に想像を膨らませながら、場面転換や音色・表現のコントラスト、クライマックスへの道筋を意識して、よりドラマチックな演奏が出来ると良いでしょう。
「Part 1」トランペットの最高音が実音E(記譜ファ♯)など、どのパートも音域的・技術的にそれ程難しくなく、演奏表現とアンサンブルに専念することが出来るでしょう。それぞれのパートに見せ場がある一方、オプション扱いの「Part 4」「Part 6」は技術的な負担が少なく、演奏者の経験などに応じて上手にパートの振り分けが出来るとより高い演奏効果が期待できます。
【組み合わせ例】
◆金管6重奏の場合:
「Trp / Trp / Hr / Trb / Euph / Tuba」
「Trp / Trp / Hr / Hr / Euph / Tuba」
「Trp / Trp/ Flg/ Hr / Trb / BsTrb」 など
◆金管7重奏の場合:
「Trp / Trp / Hr / Hr (Part 4) / Trb / Euph / Trb」
「Trp / Trp / Hr / Trb / Trb (Part 6) / Euph / Tuba」
「Trp / Trp / Flg / Hr (Part 4) / Trb / Euph / Tuba」 など
◆金管8重奏の場合:
「Trp / Trp / Hr / Hr (Part 4) / Trb / Trb (Part 6) / Euph /Tuba」
「Trp / Trp / Hr / Trp (Part 4) / Trb / Trb (Part 6) / Euph / Tuba」
「Trp / Trp / Flg / Trp (Part 4) / Trb / Trb (Part 6) / Trb /BsTrb」 など
【演奏にあたって】
「Part 4」または 「Part 6」が加わらない場合は、楽譜に「カッコ ( )」で書かれたキューを演奏して下さい。
◆Part 2
Trumpet in B♭
◆Part 3
Horn in F
(Flugelhorn in B♭)
◆Part 4(opt.)
Horn in F
(or Trumpet in B♭, Trombone)
◆Part 5
Trombone
(or Euphonium, Horn in F)
◆Part 6(opt.)
Trombone
(or Euphonium)
◆Part 7
Euphonium
(or Trombone)
◆Part 8
Tuba
(or Bass Trombone)