《管樂團奏鳴曲 III》是根據為弦樂和長笛合奏而寫的《八重奏》(2018 年首演,指揮大石三郎)的旋律,以自由奏鳴曲形式寫成的。表演者的人數至少可以達到13人,因此您可以在極少數的人中享受古典音樂的同時加深對音樂格式的理解。
讓我簡單解釋一下這首歌的格式。
・序奏 1~13小節
・提示部 14~48小節
將出現兩個具有不同特徵的主題,第 1 個主題 (Animato) 從第 13 小節開始,第 2 個主題 (Dolce) 從第 34 小節開始。
・展示部 49~92小節
首先,從的第 49 小節弱起開始的第 1 個主題以各種音調發展。然後,從第 71 小節開始,第 2 主題以不同的調性重複。此外,從第 75 小節起,第 1 主題和第 2 主題相結合,向高潮發展。
・再現部 93~134小節
第 1 主題是從第 92 個小節中重現的。接下來,從第 118 小節開始,第 2 主題的開頭部分由中音薩克斯風、次中音薩克斯風和雙簧管(可選)部分再現。然後,在部分介紹旋律出現後,它會在重複的同時進入尾聲。
・終止部 135~148小節
讓我們在意識到角色之間的差異的同時表達出現在歌曲中的兩個主題。此外,還要注意主旋律部分與副旋律或伴奏部分的平衡,使音樂能夠立體地聽出來。第一和第二主題在展開部分以不同的音調出現,因此請注意大調和小調的音調,並充分利用每種樂器的音調進行演奏。另外,作為一個整體,請確保歌曲的強弱和氣氛的變化緊緊相連。(岩田學)
「吹奏楽のためのソナタⅢ」は弦楽アンサンブルとフルートアンサンブルのために書いた「Octet」(2018年初演、指揮:大石三郎)のメロディをもとに自由なソナタ形式で書かれています。演奏人数は最低13名で演奏することが出来ますので、ごく少人数でクラシック系の音楽を楽しみながら音楽形式にも理解を深めることが出来ます。
それではこの曲の形式について簡単に解説します。
・序奏1小節~13小節
・提示部14小節~48小節
13小節のアウフタクトから始まる第1テーマ(Animato)、34小節から始まる第2テーマ(Dolce)といったキャラクターの違う2つのテーマがそれぞれ登場します。
・展開部49小節~92小節
まず49小節のアウフタクトから始まる第1テーマが様々な調性で展開します。続いて71小節から第2テーマが調性を変えて反復します。更に75小節のアウフタクトからは第1テーマと第2テーマが組み合わされてクライマックスに向かって展開します。
・再現部93小節~134小節
92小節のアウフタクトから第1テーマが再現されます。次に118小節からアルトサックスとテナーサックス及びオーボエ(オプション)のパートで第2テーマの冒頭部分が再現されます。続いて序奏のメロディが部分的に現れたのち、転調を繰り返しながらコーダに向かいます。
・終結部(Coda)135小節~148小節
曲の中で登場する2のテーマはキャラクターの違いを意識して表現しましょう。更に主旋律のパートと対旋律や伴奏のパートのバランスに注意しながら音楽が立体的に聴こえるように心掛けましょう。展開部では第1テーマ、第2テーマとも様々な調性で登場しますので、長調や短調といった調性感を意識しながら各の楽器の音色を生かして演奏しましょう。また、全的的には曲の強弱や雰囲気の変化をしっかり付けて、メリハリのある演奏になるよう心掛けましょう。(岩田 学)
木管樂器
銅管樂器
打擊樂器
Flute 1(Piccolo)
*Flute 2 (Opt.)
*Oboe (Opt.)
*Bassoon (Opt.)
Bb Clarinet 1 (2)
Bb Clarinet 2 (2)
*Bb Bass Clarinet (Opt.)
Eb Alto Saxophone
Bb Tenor Saxophone
*Eb Baritone Saxophone (Opt.)
Bb Trumpet 1 (2)
*Bb Trumpet 2 (Opt.) (2)
F Horn 1
*F Horn 2 (Opt.)
Trombone 1
*Trombone 2 (Opt.)
Euphonium
Tuba
*String Bass (Opt.)
Timpani
Percussion 1
・Suspended Cymbal
・Crash Cymbals
・Xylophone
・Glockenspiel
・Tambourine
・Triangle
・Bass Drum
Percussion 2
・Glockenspiel
・Snare Drum
・Suspended Cymbal
・Wind Chimes
・Triangle
・Bass Drum
・Xylophone
・Crash Cymbals