オペレッタ『メリー・ウィドゥ』や、ワルツ『金と銀』等でよく知られるレハールの管弦楽作品です。
オペレッタ『ツィゴイネル・リーベ(ジプシーの恋)』の中で使われる曲を中心に、レハール自身が管弦楽用に編集したもので、Ballet Scene(バレエ・シーン)という副題が付けられています。異国情緒あふれるジプシー民謡風の旋律や、テンポの速い舞曲など数曲を組み合わせた「小組曲」の様な構成で大変親しみやすい内容となっています。
このアレンジは大編成で書かれていますが、人数は30名程度でも十分演奏が成り立つ様になっています。編成上ツィンバロンが入っていますが、無くても支障が出ないようVibなどの音盤打楽器にcue.が書いてありますのでご利用ください。