タイトルからもお判りのように大道芸人が道端で芸を披露する様子を表したつもりです。一輪車に乗りながら両手にいくつもの輪をクルクルと回してみたり、アゴや額や肩などに不安定なものを載せて落ちないようにしながら踊ってみたり、お手玉のように幾つものボールをヒョイヒョイと回してみたり、見ていて楽しいですよね。見ながらも緊張したり、驚いたり、感激したりで、そうした景色や気持ちがこの作品を通じて感じ取って頂けると嬉しく思います。
作品の構成は至ってシンプルでアレグロ、モデラート、アレグロの3つの部分からなっています。また編成はソプラノ、アルト、テナー、バリトンの各サクソフォーンです。演奏者共々楽しんで頂けると思います。