ラグタイムの創始者、スコット・ジョプリン(1868-1917)の代表曲。映画「スティング」のテーマ曲として有名な他、テレビCM等に度々使われているので、日本でも大変お馴染みとなっている曲です。スコット・ジョプリンといえば他にもSUZUKI「ラパン」のCM曲になった『パイナップル・ラグ』や、『メープルリーフ・ラグ』『イージー・ウィナーズ』など、ラグタイムにあまり馴染みのない人にも聞き覚えのある名曲がたくさんあります。
ラグタイムは場末の酒場でよく演奏される音楽だったため、調律の狂ったいわゆるホンキートンク・ピアノで弾くのが味があって良い、などと言われたりもしますが、吹奏楽ではもちろん、美しいハーモニーをしっかりと聞かせてください。櫛田てつ之扶氏アレンジによる“シンフォニック・ジャズ”をどうぞ。