【編曲家的話】
・原曲是為包括合唱在內的大型管弦樂隊創作的,但我精心挑選了適合小樂隊可以演奏的聲部。此外,原為專業演奏者準備的困難樂句也編寫得更容易演奏。
・提供可選用聲部和小音符說明,讓小編制樂團更容易演奏,請多加參考。
・在此版本中,請至少選用低音管、低音單簧管、上低音薩克斯管其中一個樂器演奏。
・在這首歌中,習慣上以 3+2 拍演奏 5 拍節奏,請多加註意。
・關於[6]和[11]的旋律,原版的特點是小提琴的IV弦(G弦)演奏的柔和而性感的音調。
・關於[31]的第一小節,從第一拍pp sub.到第二拍ff進行漸強,請特別留意。
『ダフニスとクロエ』は、バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)を率いるセルゲイ・ディアギレフの依頼を受けて、ラヴェルが1909〜12年に作曲したバレエ音楽です。第1組曲と第2組曲は、ラヴェル自身がバレエ音楽を元に編み直しました。
この楽譜では、特にコンクールで人気の高い第二組曲から、朝もやから次第に明かりが差し込むような至福感を鮮やかに描いた〈1.夜明け〉、5拍子のダンサブルなリズムと足早な3連符が緊張感漂う〈3.全員の踊り〉を取り上げました。コンクールの制限時間を考慮し、カットを施しています。
【アレンジャーより】
・原曲は合唱を含む大編成管弦楽のために書かれていますが、慎重に音を選びながら少人数バンドでも演奏できるように編曲しました。かつ、プロの奏者を想定した困難なフレーズも少し演奏しやすくしています。
・より多くの少人数バンドが使いやすいよう、省略可能なパート(optional parts)や小音符の指示を取り入れています。ぜひ活用してください。
・Bassoon、Bass Clarinet、Baritone Saxophone、の少なくともどれか1つの楽器がいると想定して編曲しています。
・この曲では、5拍子の指揮を3+2拍子で振るのが通例となっています。ご留意ください。
・[6]、[11]のメロディですが、原曲ではヴァイオリンのIV弦(G線)で奏される柔らかく色気のある音色が特徴的です。意識して演奏してみてください。
・[31]の1小節目ですが、1拍目のpp sub.から2拍目のffに向かって一気にクレッシェンドします。この指示が少し解りづらいパート譜もありますので、注意してください。