この作品は、作曲者が航空自衛隊中部航空音楽隊に在任中、同メンバーの為に書き下ろした作品で、金管五重奏の様々な姿を「時間」をテーマに色々な曲想で表現した4つの小品で構成されています。
古代ルネサンス時代の曲想を独自に表現した「アンシェント・タイム」。
いい天気の下、外へウキウキ気分で散歩へ出かける様子を表現した「ウォーキング・タイム」。
気持ちよく眠りにつきそのまま夢の世界へ誘う「ドリーミング・タイム」。
最後はサーカスでのピエロや沢山の動物たちの楽しげなパフォーマンスを表現した「サーカス・タイム」。
曲の難易度は少し高めになっていますが、ハッキリ判りやすい曲想になっているので、それぞれの曲想ごとに変化に富んだ演奏を心がけて下さい。