勇ましいファンファーレと土着っぽいリズムが加わる、易しい演奏技術でバツグンの演奏効果を持つ「アフリカン・シンフォニー」は、まるで吹奏楽のために書かれたかのようなナンバーである。ひと昔前に流行した「ハッスル」を作ったヴァン・マッコイのオリジナルだが、今や日本では本家を凌いで、吹奏楽コンサートでの重要なレパートリーとなっている。