這是一首充滿希望的音樂作品，祝福首場演出的演奏者與作曲家是摯友，未來一切順利。喜慶的第一樂段以6/8拍子莊嚴的號角拉開序幕，在柔和的中段，主旋律交替出現，各自奏出優美的音樂。熱鬧的第三部分逐漸積蓄能量、營造興奮感，以華麗的結局結束歌曲。

演奏時，最好根據歌曲的場景和樂詞的指示來改變音調，以節奏感和動態感來演奏第三聲部，以免變得沉重。

この作品は2008年、尚美バリ・テューバアンサンブル(東京)により委嘱され、翌年１月同アンサンブルの第25回定期演奏会によって初演されました。初演時はEuphonium４人、Tuba２人の編成で作曲されましたが、出版の際に作曲者が加筆・訂正を行い、現在の５重奏(Euphonium３人、Tuba２人)の形となりました。

作曲者と親交の深い初演の演奏者達の今後の活躍を願い、曲は希望に満ちた楽想の作品となっています。8分の6拍子の厳かなファンファーレで祝典的な第１部が幕を開け、穏やかな中間部では主旋律が交互に変わってそれぞれが美しい音楽を奏でます。躍動的な第３部は徐々にエネルギーが蓄積されて盛り上がり、華やかなエンディングで曲を閉じます。

演奏にあたっては、曲の場面と楽語の指示によって音色に変化をつけ、第３部は重たくならない様、ノリと躍動感を感じて演奏すると良いでしょう。