いにしえの大怪盗「アルセーヌ・ルパン」のひ孫が、石川五右衛門らと共に大活躍をする、痛快なアクションアニメ「ルパン三世」。そのテーマ音楽もアニメに負けず劣らずのカッコ良さ。ジャズピアニスト出身の大野雄二快心の作品である。これはTV放映された中で、最も一般的な16beat系のヴァージョンである。※吹奏楽版で全国で一番演奏されているのがこの楽譜です。
1971年から断続的に、TVシリーズ(日本TV)、スペシャル、劇場用映画などが制作されている人気アニメのテーマ(ただしこの曲が登場したのは、1977~80年の第2シリーズから)。特に1979年の劇場用映画『ルパン三世 カリオストロの城』は、いまや世界的アニメ作家となった宮崎駿の初映画監督作品としてカルト的人気がある。原作はモンキー・パンチの漫画。
この曲は、歌手を起用せず、本格的なジャズ曲だったことが新鮮で(ヴォーカル・ヴァージョンもある)、ルパン三世といえばとにかくこの曲が頭に浮かぶ。以後、膨大な数の吹奏楽版が出版されているが、本盤の演奏はもっともオリジナルにそった編曲。