1812年にロシアに侵攻したナポレオンが敗退したいわゆる「祖国戦争」を描いたこの曲は、ルビンシュタインの依頼によって、1880年5月に、わずか1週間ほどで作られた。チャイコフスキー本人は、この曲に殆ど愛着はなかったようだ。しかし本人の思いとは裏腹に、賛美歌に始まり、フランス国歌を取り入れ、最後はロシア国歌が高々と凱歌をあげる、という見事な構成とオーケストレーションにより演奏効果は抜群で、現在でも人気が高い。この器楽合奏版では、原曲から主要な部分を抜粋し、コンパクトにまとめてある。尚、原曲ではラストで鐘の乱打や、大砲が鳴りひびくが、もし再現したければシンセサイザーなどを使用するとよい。




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