這部作品於2004年受航空自衛隊中央航空樂團委約,次年2月完成,2005年3月同組於Act City濱松大禮堂首演。
委託組織提出要寫《間奏曲》這樣的作品的要求,所以我會慢慢地進行整個工作。它以從中低音開始的聲音開始,逐漸建立起來,奏出氣勢磅礴的前奏曲,但被定音鼓、大鼓的八分音符打斷,開始了一段安靜的合奏。
重複這種和聲模式,歌曲逐漸高漲,又高漲,但又被切斷。作品的流動創造了這樣起伏的音量波,表達了人類的精神部分。我們歌唱變化。以最後一支笛子開始的部分,是對勇於面對的人的讚歌。歌曲在重複時逐漸結束。(清水大輔)
この作品は2004年に航空自衛隊中部航空音楽隊の委嘱により書き始め、翌年の2月に完成、2005年3月にアクトシティ浜松大ホールにて同団体によって初演された6分半程の作品。
委嘱団体より『間奏曲』のような作品を書いてほしいという要望があったので作品全体を通してゆったりと進みます。中低音から始まるベルトーンから始まり次第に盛り上がり壮大な前奏を奏でますが、Timp.BDの8分音符により遮断され静かなコラールが始まります。
このハーモニーパターンを繰り返し曲は徐々に盛り上がりまた盛り上がりますがまた遮断されます。作品の流れはこのように盛り上がったり静かになったりと音量の波を作り、人間の持つ精神的な部分を表現し、この作品のテーマになっている『勇気』を出す為の人間の心の変化を曲にしています。最後のフルートから始まる部分は勇気を持って立ち向かう人達への讃歌になっています。そしてそのフレーズを繰り返しながら曲は消え入るように終わります。(清水大輔)
木管樂器
銅管樂器
打擊樂器
Piccolo
Flute I
Flute II
Oboe
Bassoon
E♭Clarinet
B♭Clarinet I
B♭Clarinet II
B♭Clarinet III
Alto Clarinet
Bass Clarinet
Alto Saxophone I
Alto Saxophone II
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone
Trumpet I
Trumpet II
Trumpet III
Horn I
Horn II
Horn III
Horn IV
Trombone I
Trombone II
Trombone III
Euphonium
Tuba (div.)
String Bass
Timpani
Percussion(1-4):
Bass Drum
Gong
Triangle
Suspended Cymbal
Wind-Chime
Xylophone
Glockenspiel